今回、お仕事BGMとして聴いていたのは
プラスチック・ベルトランの1st「An 1(アンノン)」でした。
1978年あたりにフレンチ・パンクとして当時のロック雑誌で紹介されていたミュージシャンです。
国内盤としても「恋のパトカー もしくは 恋のウー・イー・ウー」(原題:Ca Plane Pour Moi)発売されておりアルバムも「プラスチック・ベルトラン1」として発売されておりましたな。(確かこの盤、当時のツレが所有しとったかと^^;)
ちなみに「恋のウー・イー・ウー」は持ってましたがとっくにヤフオクで手放しましたわwww
プラスチック・ベルトランをネットで調べると色々と胡散臭い話が出てくるわ。。。出てくるわ。。。
もともとプラスチック・ベルトラン自体、ベルギーのスリーピース・パンク・バンドのHUBBLE BUBBLEのベーシスト Dee Massart が自動車事故で死亡、ギターボーカル Alan Von Bür が精神を病み、残されたドラマーの Roger Junior(のちのプラスチック・ベルトランらしい。。。)のソロとして Lou Deprijck というプロデューサーが協力してシングルを出すためにAサイドの「Pogo Pogo」を録音したのが始まり。
発表する為にもう一曲必要という事で「Ca Plane Pour Moi」を録音、但しボーカルはLou Deprijckの声での録音だったとの事。
レコード会社の思惑でAサイドを「Ca Plane Pour Moi」に切り替えて発表したところヒットしたとな^^;
完全にリップシンク(口パク)アーティストでヒットを出してしまったらしい^^
※アルバム3枚目までは Lou Deprijck の声で録音されとったとか。。。
でっ!「An 1(アンノン)」で参加しているエンジニア Alan Ward が英語盤として出したのがELTON MOTELLO「JET BOY JET GIRL」。(ダムドのキャプテン・センシブルがこの曲をカバーしていたのでご存知の方も多いかもしれないですな♪)
「Ca Plane Pour Moi」に関しては Plastic Bertrand と Lou Deprijck の間で揉めたようで裁判にまで発展したとかwww(まあ、よく有る権利関係の揉め事なんだと思うけどね。)
ついでに調べていて興味深かったのはELTON MOTELLO(Alan Ward)という人物。
実は1974〜1975年頃にダムドの初期ギタリストのブライアン・ジェームスがロンドンSSに加入する以前、Bastardというバンドに在籍していたとの事だがこの時のボーカルが Alan Ward 。その他のメンバーとしてベルギーの初期パンクバンドRAXOLAのベース Yves Kengen、ELTON MOTELLOのドラム Nobby Goffという編成だったとか。
ダムド自体がベルギーのバンドと相性が良かったのかな〜www
国境を越えても色々と繋がりが有るもんやなぁと^^
ちなみにHUBBLE BUBBLEの曲「Little Jeanie」。ダムドの「New Rose」の曲調をもろパクリやんけと。。。
今回、聴いていた音源です。
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